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オシャレになろうとがんばっていたら、気付いたときにはヲタクになっていました。

岡田武史への投資を回収できない日本サッカー界

再放送があるので、ぜひ

こんにちは、エルピーベです。

2018年6月9日、NHK BS1で普段は「Jリーグタイム」が行われている時間帯で放送された「岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ」という番組を録画で観たのですが、メチャクチャ面白かった。

構成は、岡田武史を中心に、ラモス瑠偉木村和司水沼貴史松井大輔、山本浩と日本サッカーの歴史を振り返りながら言いたい放題しているだけなのだが、興味深い裏話がいくつも出てきた。

特に私に刺さったのは、三点。

まず、2010年大会へ向けたチームの強化指針と、その結果。

  1. 球際の強さ
  2. 1人1キロ多く走る
  3. 中長距離パスの精度を上げる

球際の強さと1人1キロ多く走ることについては目処がついたものの、中長距離パスの精度は上がらなかったことから、現実路線への転換を決意したことまで含め、まんまハリルジャパンという足跡じゃないかと……。

二つ目は、松井大輔のレギュラー入りと、香川真司の落選。

要約すると「チームとして戦える奴を選ぶ」という選考基準。(少なくとも)当時の香川真司は、チームの勝利のためではなく、自分の力試しとしての戦いを思い描いていたから外した云々。

最後は機能と感情を分けろという話。

「監督が岡田だから日本代表が勝っても喜ばない人がいる。そうじゃないんだ、日本代表が勝ったことを喜んでくれ」という、日本代表監督経験者だからこそ重みのあるメッセージ。

前田敦子の「私のことは嫌いでもAKB48のことは嫌いにならないでください」かよと思わなくもないが、これは(主語が大きいけど)日本人・日本社会の負の側面ですかね。

本来であれば、そろそろ協会の会長に就いていて然るべき人間なのですが、田嶋体制二期目になると同時に副会長を辞め、最近ではS級ライセンスも返上と、FC今治のオーナーしか活躍の場がないのは本当に残念です。投資の観点で言えば、岡田武史には莫大なリソースが注ぎ込まれたのに、協会はついに回収することをしなかったわけです。

古い例で言えば、国際的な知名度がある釜本邦茂を協会の会長へ育てられなかったこともそうですが、日本サッカー界にまつわるしがらみの多さと展望の少なさは如何ともしがたいですね(苦笑)。

勝負哲学

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引用資料

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