正直なところ、社会情勢がひどいだけに疎開の様なものをしようかと、私もつい最近まで悩んでいました。
最終的にはやりませんでしたが、同居する家族がいなかったり、会社や事業を起こす前ならばやっていたと思います。
各種報道によると、行政は「医療崩壊が起きる」だの「病床数が足りない」だの「初期症状ならば待機していろ」だの言うだけで有効な手立てを取れていません。
それならば、少しでも医療体制に余力がある地域に行った方が良いと考えるのは当たり前のことです。
だから、このニュースを見ても患者さんを責める気は全く起きませんでした。
旭川市は、新型コロナウイルスに新たに20代の女性歯科医師が感染したことを発表しました。
https://this.kiji.is/620894004010943585
女性歯科医師は、東京都在住で、4月6日に実家がある旭川市へ移動してきました。
現在、旭川市内の指定医療機関に入院していて、旭川市は濃厚接触者の体調確認などを進めています。
女性歯科医師は、4月2日に発熱し、4日にけん怠感、旭川へ移動した6日には味覚・嗅覚障害の症状が出ていたということです。海外渡航歴はありません。
北海道内の感染例は1日として過去最多18人となり、226例となりました。
しかし、SNSでの反応を見ると、ネガティブなものが多いのに驚きます。
COVID-19は未知の感染症であって、誰もが簡単に患者・感染者という立場になりえるのに、なんで想像力が働かないのでしょうか?
残念でなりません……。