EL PIBE's BLOG "Reset"

ふでのまにまに

エコバッグ・マイバッグを使いたくない

ご存知の方も多いかと思われますが、2020年7月1日から「レジ袋」がすべて有料化されます。

www.meti.go.jp

私が消費者の立場で思うのは、包装などが行われることを前提として商品の価格付けが行われてきたはずだから、実質値上げだよね?という疑問でしかない。
コンビニなどの小規模な取引が多い事業者にしてみたらある意味「官製カルテル」の最大の受益者として、積極的に賛同するのも理解できますが(苦笑)。
携帯電話料金の分離プランの様なもので、お国は余計なことしてくれるという感想しかありませんね。

それとは別に、レジ袋を購入するか、エコバッグやマイバッグを使用するかという問題。

色々と考えている中で、主に環境面で分かりやすく説明してくれている記事を見つけた。

wired.jp

英国環境庁2011年に発表したライフサイクル・アセスメント報告書によると、「地球温暖化の可能性」を使い捨てレジ袋よりも少なくするには、コットンのバッグを131回使う必要があるという。しかもこれは、レジ袋を再利用しないという前提での数字だ。
ちなみに、英国で「bag for life(ずっと使えるバッグ)」と呼ばれる厚手の低密度ポリエチレン(LDPE)製のエコバッグなら、4回使うだけでいい。
環境コンサルティング会社のERMのパートナーであるサイモン・オーモニエは、環境に与える影響はバッグごとに異なると語る。「コットンのトートバッグといっても、すべてが同じではありません。重さも違いますし、綿の調達先も異なります」。レジ袋よりも重いコットンバッグの輸送や、汚れたときの洗濯による影響も考慮する必要がある。
(中略)
特に重要になるのは、トートバッグとレジ袋の比較は、レジ袋を何回再利用するかによって大きく異なるという点だ。1回使ったあとは捨ててしまうのか、再利用するのか。2回使えば、そのバッグの機能を2倍引き出したことになる。
オーモニエは、レジ袋をゴミ袋として再利用する場合を例に挙げる。コットンバッグに切り替えたとしても、結果的に使い捨てのゴミ袋を買うことになれば、実際には何も変わっていないことになる

https://wired.jp/2019/01/02/climate-change-myth-busting/

私が勝手に太字で強調した部分が結論だと思う。

そんなわけで、私は当面の間はエコバッグやマイバッグを使用しないことにした。

後付けの理由も書けば、エコバッグやマイバッグを繰り返し使うことの衛生面や、大きいバッグの場合には万引き予備軍として勝手に見られてしまうことにも耐えられない。

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エコバッグのイラスト