2020年末に予定されていた「コミックマーケット99」の開催が見送られることが発表された。
ナンバリングは99のまま、2021年のゴールデンウィークでの開催を目指すという。
一人のヲタクとしてコミケ関係者に望むのは、このお休みをいい機会にして諸問題を見直す時間にしてほしいところ。
準備会の不透明な組織運営、同人の定義、参加者のルール・マナー破りなど、多くの問題や矛盾を抱えたままだったのだし、絶好のチャンスだろう。
いくらオタクが昔に比べれば認められるようになったとはいえ、むしろそれだからこそ、世間と折り合いを付けることが重要だからだ。
一例を挙げると、「善意の一市民」という言葉をあたかも加害者の如く否定的な文脈で言うような体質などは、見直すべきものの最たるものだろう。
【コミケの歴史33】91年2月にマンガ専門店等が同人誌の猥褻図画販売目的所持で摘発されました。ほぼ同じくして「善意の一市民」から千葉県警に対して同人誌が送りつけられ、準備会及び会場に対して警察の事情聴取が行われ、コミケットは会場を借りることが不可能になりました。#エアコミケ #歴史
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) 2020年5月5日