みずほ銀行が、2021年1月から新規口座開設で紙の預金通帳を発行する場合には手数料を取ると発表しました。
みずほ銀行は21日、来年1月から、新規の口座開設で紙の預金通帳を発行する際に1100円の手数料(税込み)を取ると発表した。70歳未満の個人と企業・団体が対象。紙から、インターネット上で出入金を管理する「デジタル通帳」への移行を促し、経費の削減につなげる。大手行による通帳発行の有料化は初めて。大手行は通帳のデジタル化を進めており、有料化の動きは他行にも広がる可能性がある。
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みずほ銀行はデジタル通帳のサービスを今回の手数料導入に合わせて本格化する予定で、顧客はスマートフォンなどで出入金の履歴を最大10年間分確認できるようになる。
苦境が続く銀行業界は、最近進んでいるATMの設置数削減だけではなく、様々な方法で経費を圧縮する施策を考えている様ですが、まずはメインとなる層をネットバンキングへ移行させたいのでしょう。
行き過ぎてネットバンキング専業の銀行と変わらなくなると、メガバンクであるメリットもなくなってしまいそうですが、その辺りはどう考えているのかは気になります。
ただ、この流れはしばらく続くでしょうし、次は口座維持管理手数料なんでしょうねぇ……。