2011年に発生した東京電力福島第1原発事故の直後、当時の菅直人政権は、天皇陛下(現在の上皇陛下)ら御皇族方に避難するよう非公式に打診していたという話が報道されました。
2011年3月11日に発生した東京電力福島第1原発事故の直後、当時の民主党の菅直人政権が、天皇在位中の上皇さまらに京都か京都以西に避難するよう非公式に打診していたと、元政権幹部が29日までに証言した。宮内庁側は上皇さまのご意向として「国民が避難していないのに、あり得ない」と伝え、政権側は断念したという。複数の元官邸幹部は皇位継承資格者である秋篠宮さまの長男悠仁さまの京都避難も検討したと明かした。
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原発事故から来年で10年。政権の放射性物質放出に対する切迫感と、上皇さまの被災者へ寄り添う姿勢が改めて浮かんだ。
この話はある意味当然であって、打診も断った理由もまともだったので安心しました。
現行の日本国憲法には天皇陛下が突如不在になった場合を想定していないという一種の不具合があるので、今上天皇(と皇位継承者)が無事であることは大切。