報道によりますと、作家・編集者(元文藝春秋編集長・元週刊文春編集長)だった半藤一利氏が2021年1月12日に亡くなっていたことが明らかになりました。
昭和史や戦争などをテーマに数多くのノンフィクション作品を発表しており、「日本のいちばん長い日」や「ノモンハンの夏」の作者として知られています。
謹んで哀悼の意を表します。
それと同時に、保守側の半藤一利氏が左翼扱いされる今日の状況はやはり異常で危険であると言えます。
視座は昭和という東洋の島国の一時代に限らず、世界史的に広がっていた。自らが左翼扱いされるようになった日本社会の右旋回を憂い、米国にトランプ政権を誕生させた国際社会の内向き傾向を、満州事変の頃のようだと警鐘を鳴らした。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/79608