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ふでのまにまに

日本のマンガが世界で生き残るには?

私のTwitterのタイムラインで興味深いRTがまわってきた。

漫画家の赤松健先生が参議院参考人質問で答えた内容の件だ。

Twitterでの反応や、はてなブックマークのコメントも賛否が分かれている。


赤松健先生が熱烈に応援している山田太郎参議院議員が本当に「表現の自由」を守るために働いているかという問題は一旦おいといて、「日本のマンガが世界で生き残るには?」という問いかけは、とても興味深い。

私としては、赤松健先生が懸念されている

という二つの論点はむしろ、対世界ではなく国内問題ではないのかと感じる。

「世界で」と言うならば、諸外国の基準やタブーなどを意識して制作せざるを得ないのは間違いないからだ。

日本国内の問題に関しては、本当に「表現の自由」が保障されているかは疑わしい部分もあるが、されている前提で続ける。

結局、外資系プラットフォームだろうと日本で活動する以上は日本の法令を遵守させれば良いだけなので、最終的には法制度を整えようという話に落ち着くはずだ。
そして、プラットフォーム側か、作家・作品側か、どちらをより尊重して制定されるかで「政治」の本心が分かるだろう。

これはマンガに限った話ではなく、多国籍企業プラットフォーマーに対して日本としてのどう向き合うか?ということについて、今迄あまり議論されてこなかったツケでもある。