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浦和レッズ、「約20億円減収、10億円前後の赤字に転落する」見通しを発表

浦和レッズは、COVID-19(新型コロナウイルス)の流行の影響を受ける今期の経営状況について、「約20億円減収、10億円前後の赤字に転落する」という見通しを発表しました。

www.urawa-reds.co.jp

先日、J1リーグ戦の再開日が決まりました。引き続き、感染拡大防止を第一に、当面はスタンドで観戦いただけない状況からスタートし、スタジアム入場者数に制限がある試合が続くことになります。浦和レッズの強みである日本一のファン・サポーターのみなさまの直接のご声援がピッチに届きづらくなることは残念でなりません。
更にその影響は、収益面においても大きなインパクトを与えることになります。おかげさまで昨年は、20億円を超える入場料収入がありましたが、今般、コロナ禍による大幅ダウンは避けられない状況を想定しております。
そして、継続的に大きなご支援をいただいているパートナー企業のみなさまにおかれましては、このようなときこそ一緒に、地域や社会を元気にし、この苦境を共に乗り越えていければと思います。
一方で、世界的経済不況も一部では推測され、経済的に厳しい影響を受ける可能性も想定せざるを得ません。
今般、年度経営計画の見直しを図った結果、約20億円の減収、10億円前後の赤字に転落する可能性もあり得ると試算しています。今回の見直しした経営計画をベースとして、今後少しでも赤字を減らし、黒字に回復していくため、様々な施策を実行していく必要があります。

http://www.urawa-reds.co.jp/static/info/165969.html

浦和レッズ犬飼基昭社長時代に独立採算へ舵を切り、親会社の経営状況に左右されないクラブとして健全経営をしてきました。
そのベースがサポーターの高いロイヤリティを背景にした入場料収入だったわけで、このコロナ禍においてはダメージを大きくする原因になってしまうのは皮肉なものです。

物は考えようと言いますが、サポーターが支えることが浦和レッズアイデンティティなのですから、この危機に際してはクラブ側もサポーターに対してもっと助けを求めて良いのでは?と思います。

私個人としても、クラブが出してくる施策に可能な限り乗りたいと考えてますので。