2020年7月26日に開催予定だったJ1第7節のサンフレッチェ広島vs.名古屋グランパスの試合が、名古屋グランパスの選手とスタッフ計3名がCOVID-19(新型コロナウイルス)の感染が確認されたことで試合の開催が中止されました。
この事態を受けて、次節(2020年8月1日開催予定)の名古屋グランパスの対戦相手である柏レイソルが、J.LEAGUEの実行委員会に対して試合の延期を提案したという報道がありました。
名古屋グランパスで新型コロナウイルスの感染者が続出していることを受け、対戦相手には不安が広がる。
https://www.nikkansports.com/soccer/news/202007290000169.html
27日のクラブ代表者による実行委員会では、柏レイソルが次節の名古屋戦(8月1日・豊田スタジアム)の延期を提案したという。柏のネルシーニョ監督が70歳と高齢であることなどが懸念されるが、リーグ側は名古屋が感染拡大防止に努めていることを理由に予定通りの開催に理解を求めている。
心配する気持ちは当然ですし、仮に該当の試合が行われなくても責める気持ちはないのですが、競技面では少し疑問が出てきます。
具体的には、8月1日に試合を開催しないとしても、扱いを延期にするのか否か。
リーグ側が延期が認めないならば、「チームまたは選手が試合継続を拒否し、または試合を放棄する場合」として没収試合にして、提案者の柏レイソル側を3-0での敗戦扱いに良いものなのか?
私ですらすぐに思いついたぐらいですので、専門家が掘り下げれば疑問点や取り扱いに困ることはたくさん出てくることでしょう……。

- 作者:田中直希
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)