JFLに所属する東京武蔵野シティFCと関東1部リーグに所属する東京ユナイテッドFCはトップチームの共同運営を発表しました。
これにより「東京武蔵野シティFC」は「東京武蔵野ユナイテッドFC」と名称を変更して改めてJ.LEAGUE入会を目指し、東京ユナイテッドFCは名称をそのままにアマチュア社会人チームとして存続するとのこと。
東京武蔵野シティFCはJ.LEAGUE入会を断念し、地域に根付いた多目的の総合型スポーツクラブを目指すという方針を決めてから半年。再度の方針転換に正直なところ驚きが隠せません。
なので、この話は東京ユナイテッドFC側が主導したと推測できます。
常々言われている通り、東京ユナイテッドFCの様な新興クラブがJ.LEAGUEへ参入する際の難関が地域リーグからJFLへの昇格でして。
現在の関東1部リーグではJFL昇格をかけた地域CLに出場することが難しいことと、仮に地域CLに出場できても短期決戦では何が起きるかわからない。
そこで既にJFLに所属しているチームと一体になることで「飛び級」したとしか思えないことをしてしまったと……。
経営者としての判断はともかく、クラブにはそれをとりまく様々な関係者がいるわけでして、クラブヒストリー的に「それでいいのか?」という感想です。